自分を使い切って生き抜く事。それは健康を「攻める」という事。

理想的なカラダは「太りやすく」「痩せにくい」

  • 2024年12月2日
  • 2024年12月7日
  • 解説

磨く程に高効率化するカラダ

理想的なカラダは「太りやすく」「痩せにくい」

これが結論だと思います。

→理想的なカラダとは
理想的なカラダとは以下の条件が整ったカラダです。

  • 神経が全身に行き届く
  • 筋肉(個別)の神経促通率が高い
  • 筋肉(全体)が繫がり合っている

「全身隅々まで使いこなせる」という状態です。私は「(キネティック)チェーンが繋がっている」と表現します。

→理想的な生活とは
理想的な生活とは「1日の中でしっかりカラダを使い切る」生活です。

  • 全身の筋肉をキチンと運動させる
  • 全身の関節をしっかり運動させる
  • 全身の循環が促進される

「使えるカラダ」を「しっかりと使う」という事です。

キチンと運動させるので「廃用性萎縮」が起こる事もなく「全身の循環」が維持されます。

→理想的な環境で何が起こっているのか

理想的なカラダ

「カラダを使いこなす」という事は言い換えると

運動効率の最適化が図られた状態

こう表現ができます。

つまり

  • エネルギーロスが最小限
  • エネルギーを余り必要としない
  • 要は超省エネかつ高性能

この様な状態にあります。

要は「運動効率が良すぎてエネルギー消費量が上がらない」のです。

それはダイエットには最も不適な状態と言えます。

ダイエットに必要な要素

  • カロリー消費

要は「エネルギーを沢山使う事」が必要となります。

では求められる条件とは何か?

  • 高負荷の運動
  • 運動効率の悪いカラダ
  • エネルギーロスの大きな運動

この3つです。

「運動効率の悪いカラダ」とは「代償動作」の多いカラダです。

「エネルギーロスの大きな運動」とは「非効率的な動き」が多く組み込まれた動きです。

そうなのです。

「効率的なダイエット」とは「非効率的なカラダと運動」によってもたらされるモノなのです。

→健康的であるほど・・・
ダイエットは健康的である程に「困難」となります。

燃費が良すぎるのです。

消費カロリーが思う様に上がらない以上「摂取カロリーの調整」がより重要になります。

だがしかし

健康的なカラダは「吸収率も高い」と考えてください。ゆえに「少量でもエネルギー過多」に陥りやすい。

これが非常に厄介です。

健康的なカラダ

健康的なカラダは「省エネモード」です。私は「仙人モード」と呼んでいます。

  • エネルギー運用効率が良い
  • エネルギー吸収率が高い
  • 必要エネルギーが少ない

この状態で更に痩せようとすると「身を削る」思いをしなくてはいけません。

「脳」は刺激を求めますが「カラダ」は平穏を望みます。「食べたい」一方で「それは不要」という状態に入ります。もはや「修業」です。

「カラダに寄せた生活」に慣れるとそれが自然となりますが、この「飽食の時代」でそれは中々に大変です。

「自分を変える事ができるか」

それが問われるのが正にダイエットと言えるでしょう。