磨く程に高効率化するカラダ
理想的なカラダは「太りやすく」「痩せにくい」
これが結論だと思います。
- →理想的なカラダとは
- 理想的なカラダとは以下の条件が整ったカラダです。
- 神経が全身に行き届く
- 筋肉(個別)の神経促通率が高い
- 筋肉(全体)が繫がり合っている
「全身隅々まで使いこなせる」という状態です。私は「(キネティック)チェーンが繋がっている」と表現します。
- →理想的な生活とは
- 理想的な生活とは「1日の中でしっかりカラダを使い切る」生活です。
- 全身の筋肉をキチンと運動させる
- 全身の関節をしっかり運動させる
- 全身の循環が促進される
「使えるカラダ」を「しっかりと使う」という事です。
キチンと運動させるので「廃用性萎縮」が起こる事もなく「全身の循環」が維持されます。
- →理想的な環境で何が起こっているのか
理想的なカラダ
「カラダを使いこなす」という事は言い換えると
「運動効率の最適化が図られた状態」
こう表現ができます。
つまり
- エネルギーロスが最小限
- エネルギーを余り必要としない
- 要は超省エネかつ高性能
この様な状態にあります。
要は「運動効率が良すぎてエネルギー消費量が上がらない」のです。
それはダイエットには最も不適な状態と言えます。
ダイエットに必要な要素
- カロリー消費
要は「エネルギーを沢山使う事」が必要となります。
では求められる条件とは何か?
- 高負荷の運動
- 運動効率の悪いカラダ
- エネルギーロスの大きな運動
この3つです。
「運動効率の悪いカラダ」とは「代償動作」の多いカラダです。
「エネルギーロスの大きな運動」とは「非効率的な動き」が多く組み込まれた動きです。
そうなのです。
「効率的なダイエット」とは「非効率的なカラダと運動」によってもたらされるモノなのです。
- →健康的であるほど・・・
- ダイエットは健康的である程に「困難」となります。
燃費が良すぎるのです。
消費カロリーが思う様に上がらない以上「摂取カロリーの調整」がより重要になります。
だがしかし
健康的なカラダは「吸収率も高い」と考えてください。ゆえに「少量でもエネルギー過多」に陥りやすい。
これが非常に厄介です。
健康的なカラダ
健康的なカラダは「省エネモード」です。私は「仙人モード」と呼んでいます。
- エネルギー運用効率が良い
- エネルギー吸収率が高い
- 必要エネルギーが少ない
この状態で更に痩せようとすると「身を削る」思いをしなくてはいけません。
「脳」は刺激を求めますが「カラダ」は平穏を望みます。「食べたい」一方で「それは不要」という状態に入ります。もはや「修業」です。
「カラダに寄せた生活」に慣れるとそれが自然となりますが、この「飽食の時代」でそれは中々に大変です。
「自分を変える事ができるか」
それが問われるのが正にダイエットと言えるでしょう。