自分を使い切って生き抜く事。それは健康を「攻める」という事。

100kmウォークでリタイヤする人の特徴

これは第3回関西エクストリームウォーク100を通して気付いた点です。

やむを得ずリタイヤ、というより「自爆」してしまうケースが多かったと思います。

リタイヤの理由

  • 事前の準備不足
  • 当日のペース管理失敗

殆どがこれで説明がつくと思います。

1.事前の準備不足

これはもう仕方が無いです。

「50km歩けるカラダ」で「100kmに挑戦している」ので完歩は難しい。

コンプレッションウェア、サポーター、機能性の高い靴等のギアで底上げをしても「地力が追い付いていない」カラダは少しずつ崩れていきます。

特に後半の50kmは地力が求められます。そこではギアは逆に足枷になる。ギアの機能はそのままでカラダは疲労で性能が落ちていく。その結果、カラダがギアに振り回されてしまうのです。

身体を痛めながら進むより、次に備えての勇気ある撤退が望ましいと思います。次に活かせば良いのです。

2.当日のペース管理失敗

これがかなり多かったと思います。

ウォーキングの練習は1人かチームで行うのでペース管理が簡単です。でも当日は完全武装の「ウオーカー」だらけです。しかも「ウェーブスタート」なので数十人に囲まれ「遅れてたまるか」の大合唱が始まります。

これはリズムが狂う。飲み込まれる。

周囲の熱量に引っ張られて爆上がりテンションの中「オーバーペース」が始まるのです。

その代償は「日没後」にやってきます。

100kmウオークは長期戦です。午前は「溜める事」に注力して日没後に存分に暴れましょう。

ペースは最初から最後まで一定が良いと思います。カラダへのダメージが最小限で回復も早い。