さぁ「偉大な普通」を取り戻そう。僕らは「普通」をとうに忘れている

ヒトの身体は車とは違う

ここを間違えてはいけない

整体やカイロの話で良く出てくる小話。

患者様
先生はまるで自動車修理工場や!

治療院を故障をした車をあっという間に修理してしまう自動車工場に例えた小話です。

これが整体系の書籍や患者様の口コミに本当に良く出てきます。

 

これは大間違いです。

 

「カラダ」に対する見方に関わる、本当に大事なポイントです。

車は交換ができる

車は修理工場に入れば「パーツ交換」で生まれ変わります。

  • 古くなったパーツ
  • 調子の悪いパーツ
  • 壊れたパーツ

全て新品に「交換」する事で生まれ変わります。

交換すれば終わり。それが車です。

ヒトは交換できない

人は治療院に入っても「パーツ交換」はできません。

治療院で行う事とは「修繕・修復」です。

  • 磨いて・洗って
  • 油をさして
  • ヤスリをかける

「今あるもの」を大切に使い続ける。その為の手助けを行います。

「壊れたからハイ交換」とはならないのが私達のカラダなのです。

ヒトの身体は1点物の塊

「交換」のできない私達のカラダ。

一見すると「不便」と感じるかもしれませんが、それは違います。

ヒトの身体は「科学を超越したオーパーツの塊」です。

大切に扱えばカラダの寿命は150年とも言われています。

そんな耐久性を持つカラダを私達は僅か数十年で壊していきます。

それだけ「扱い方」を間違えているのです。

その高過ぎる性能に依存した日常、それを見つめ直す事が必要です。