2軸動作が身についたらどうなるの?

※筋肉・神経・身体についての記述は全て「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」の理論となります。
2軸動作のメリット

2軸動作がもたらすもの
日本の2軸動作はまだまだ「2軸シュート」「2軸パス」といった「2軸取り込み型」です。
北摂2軸の学校では「2軸ベース」の2軸動作を学生アスリートの皆さんに提唱しています。
- 1軸ベースの2軸取り込み
- 2軸ベースの2軸動作
「2」から得られる物は「1」とは圧倒的に違い過ぎます。
月並みな言い方になりますが「一度味わうと、もう戻れない」レベルだと断言します。
変化1:前方への推進力が格段に上がる

押し出される身体
2軸最大の特徴が「推進力の差」です。とにかく「運動性能」が1軸動作に比べて格段に上がります。
- 切り返し動作
- 直進動作
- トップスピード
いずれも1軸動作に比べて数段上の運動性を発揮・維持できる様になります。
但し、安定性だけは1軸動作に数段劣ります。
変化2:より多くの筋肉が連動する

キネティックチェーンの稼動
同じ運動でも1軸動作に比べて運動に参加する筋肉の数が増えます。見ているだけでは分かりにくいかもしれません。でも、実際に動かしている方は「あ、違う」と感じます。
1軸動作は上半身と下半身が連動し難い運動ですが、2軸動作では上半身と下半身が体幹を通して連動し「しなり」を生み出します。
その「しなり」が2軸特有の運動量を生み出すのです。

筋肉は体液循環の主なポンプです。ですので、血液・リンパ・脳脊髄液の循環も底上げされる形になります。
変化3:身体のアンテナが磨かれる

小さなほころびが意識に上る
2軸動作は「左右の軸」が一対となってその力を最大限に発揮します。もし片方の軸が軸ズレを起こした場合「違和感」となってすぐに感知できます。
この「違和感」とは正に「歪み」です。つまり身体に起こる歪みが小さな内から感覚として把握できてしまうのです。
これは1軸では無理です。1軸歩行は優れた代償機能を持っていますので、歪みを抱えたまま正常運転に近い運動を実現します。
ですので「気付いた時には歪みが定着している」ケースが多発します。
「故障との戦い」となるアスリートは大抵がこのパターンです。

変化4:力のロスが激減する

無駄な「力の摩擦」が起こらない
2軸動作の特徴は「脊柱を捻らない」という事です。対する1軸動作は背骨を「雑巾絞り」の様に捻る事で中心軸を安定させます。
1軸動作では「上半身と下半身で生まれた力をぶつけて相殺する」という現象が生まれますが、2軸動作はそれが生まれません。
骨盤と肩甲骨が一体化して体幹ごとの重心移動となりますので「雑巾絞りによるロス」が限りなく抑えられるのです。
力のロスが生まれず、推進力として活用できる2軸動作はとても優れた「動の安定」と言えるでしょう。
※但し「静の安定」と言える1軸動作に比べると安定感は劣ります。

それができた時「身体が走りたがってる」という言葉の意味が感覚としてわかると思います。急に止まれないのです。
2軸動作を学びたいならお気軽にどうぞ!
千里丘駅西口から徒歩5分、産業道路沿いにあるトシオとイクミの俊カイロプラクティック院では大人・子供問わず「2軸動作」を学ぶ「からだの学校」を開催しています。
北摂地域で専門的に2軸動作を学べるのは当院だけ(のはず)なので、身体をもっと使いこなしたい、自分の限界を突破したいという方はお気軽にご相談下さい。
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